社内研修を行いました「チーム対抗！壁紙施工対決」
こんにちは。
2023年6月に開催されたTECIDOの社内研修の様子をレポートします。
コロナの影響により、対面式の研修は実に4年ぶり。
今回の内容は壁紙の施工体験という、一風変わった内容でした。
TECIDOは輸入壁紙を扱う会社ということで、壁紙はとっても身近な存在ですが、
コロナ禍に入社した社員をはじめ、現場経験や施工経験のない社員も増えました。
そこで今回、壁紙施工体験を通じて、壁紙の知識はもちろん、
壁紙の楽しさや喜び、チームワークの大切さも学ぶという目的でこの内容に決まりました。
研修の会場はインテリア職人養成学校のVirtu(ビルトゥ)さん。
壁紙施工のプロフェッショナルであるアトリエサンクレーヴさんをお招きして施工を学びました。
1.プロによる施工のレクチャー
まずは壁紙施工を職人の小池さんとアユムさんが実演。
綺麗に張るためのポイントなど細かくレクチャーしていただきました。
実際の現場では下地処理などの作業がありますが、今回は張るところから！向こう糊での施工です。
糊は下から上に向かってたっぷりと付けていきます。
下から糊を付けていくことでボタボタと下に落ちていくのを防ぐそうです。
特に壁紙がはがれやすい端や上下には糊をたっぷりと付けましょう。
職人さんは右から張っていくそうですが、初心者には左から張っていくのがおすすめだそうです。
まっすぐ張るためにはレーザーも活用！
ヘリの部分は角ベラでしっかり固定。その後ヘラにカッターを平行に添わせてカットします。
2巾目からは突き付けで施工していきます。
継ぎ目は真ん中にローラーをかけるのではなく、壁紙の端にそれぞれローラーをかけて
定着させるのがポイントだそうです。
角の処理がきれいに仕上げるポイント！
折り紙のように折りたたんで2枚合わせて上からカットすることで綺麗に処理できます。
実際はもっともっと沢山のポイントがありましたが省略してお伝えしました。
2.チーム対抗 壁紙張り替え勝負！
職人さんのレクチャーを見てからいよいよ本番の研修がスタート！
1チーム4~5名の5チームに分かれて小部屋の壁紙を張り替えていきます。
コーディネートや役割分担はチームごとに自由に決めていきます。チームワークが問われますね。
優勝・準優勝チームには景品があるとのことで、各チームはりきって進めていきました。
施工風景
チームごとに手分けして小部屋の張り替えを進めていきます。
職人さんのレクチャーを思い返しながら張っていきます。
寸法をきちんと確認してカットするのも大事な作業です。
手分けして4面の壁に張っていきます。
こちらは糊付け機。
実際にあまり見る機会がないので皆興味深々です。
個人で施工を練習できる場所もあり、一人ずつ交代で練習しました。
プロのレクチャーを受けながら張っていきます。
制限時間は4時間！
あっという間に時間が過ぎていきました。
中には時間が余り、天井まで施工していたチームもありました。
3.結果発表
いよいよ結果発表！
アトリエサンクレーヴ代表の小池さんより発表されました。
プロが見ての評価で優勝・準優勝が決まりました。
優勝
部屋番号：3
優勝の理由としては、デザイン性が高いこと、天井まで張られていることが決め手になったそうです。
準優勝
部屋番号：5
準優勝の理由としては、仕上がりが綺麗で全て施工が完成している点がポイントになったそうです。
その他のお部屋
部屋番号：1
部屋番号：2
部屋番号：4
全く同じ5つの空間が、壁紙を張るだけでこんなに違った空間になりました。
限られた時間の中、全チームが無事完成させることができました！
4.社員の感想
後日、社内で研修に関するアンケートをとってみました。
様々な感想が得られました！
今後自分で壁紙を張ってみたい？
65%以上が今後もチャレンジしてみたいという意見。
自分で張ってみたいと答えた方はこんな理由を挙げていました。
- 自分で張る楽しさと達成感を今回の施工を体験して感じた。
次回自宅の壁紙を張り替える際は自分で張ってみようと思った。 - 壁紙を張ることで空間がガラッと変化するのがとても素敵だった。
自分で張るハードルが案外低く、DIYに慣れていなくても挑戦しやすいと感じた。 - 楽しかったということがまず一番。色々レクチャーを受けて、自分でやる際のハードルが少し下がったことも大きい。
- 何も張っていない壁だけの空間と自分達で頑張って張った空間では、愛着が全然違いました！
多少失敗したとしても「ここはこういう苦労をしたな〜」と後から思い出にもなりそう。 - 壁紙を張る楽しさを知った。自分で張る前はとても難しく、素人には到底できない作業だと思っていたが、
実際に経験してみると自分だけでも施工することができた。
研修の感想
研修全体の感想としてはこんな声がありました。
- 実際に現場で見る機会も少ないのでいい経験にはなったと思う。
今後の営業活動に少しでも生かせる部分があればそれだけでも十分だと感じた。 - 思っていた以上にチームの方々と積極的に取り組むことができ、楽しい研修だった。
- ずっと施工に挑戦してみたかったのでとても楽しかった。
実際に体験してみて、職人さんの技術と仕上がりがいかに素晴らしいか実感した。 - 施工の難しさというよりは楽しさを実感できたので最高だった。
柄選びで気に入ったものを張っているというだけで気分が上がった。 - 色落ちやスレ傷には十分気を付けるようにとの説明があったにもかかわらず、
実際に貼ると本当に僅かな力の加減で傷がついてしまい、中々上手には張れなかった。
改めて職人さんは繊細な作業をされているのだなと感じ、壁紙に愛着がわいた。
今回は社内研修の様子についてレポートしました。
テシードは今後も「壁があるから、楽しくなる。」をキャッチコピーに
輸入壁紙を通じて沢山の方に幸せや喜びを感じてもらえるよう
社員自らが楽しみながら挑戦を続けてきます。
今後もこうした社内イベントや、展示会などの様子をレポートしていきます。
最後までお読みいただきありがとうございました。
minori
【研修場所】
Virtu(ビルトゥ)様Instagram：@virtutokuda
【施工指導】
アトリエサンクレーヴ様Instagram：@latelier5reves
