【北欧インテリアの心地よさ】スウェーデン画家カール・ラーションの世界

商品紹介
壁紙の魅力

今回はスウェーデンの壁紙ブランドSANDBERG(サンドバーグ)のNewコレクション
Huset i Solen(ヒューセット イ ソ―レン)」をピックアップしてご紹介します。

こちらのコレクションは、スウェーデンの国民的人気画家カール・ラーションと
妻カーリンに敬意を表した壁紙コレクションです。

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カール&カーリン ファミリーのデザインセンスを反映した壁紙デザインや
いきいきとしたインテリアコーディネートが詰まったコレクションです。
北欧インテリアの新たな魅力を感じてみて下さい。

Huset i Solen collection
「Huset i Solenコレクション」

カール・ラーションとカーリン・ラーションとは

カール・ラーション(Carl Larsson、1853年5月28日 - 1919年1月22日)
スウェーデンの画家。油彩・水彩ともに多数の作品を残し、フランス印象派の画家に多大な影響を与えたとされる。

カーリン・ラーション(Karin Larsson、1859年10月3日 - 1928年2月18日)
スウェーデンの画家カール・ラーションの妻。
手仕事が好きで、クッションやタペストリーなどのテキスタイルや家具のデザインなどを手がけました。

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Skamvrån「片隅で」(1894)/『わたしの家』より / スウェーデン国立美術館

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Blomsterfönstret「花の窓」(1894)/『わたしの家』より / スウェーデン国立美術館

カール・ラーションが描く美しい水彩画。
家族への愛が感じられるような素敵な空間が描かれています。

また、スウェーデンのダーラナ地方の小さな村スンドボーン村には
「リッラ・ヒュットネース」と呼ばれるラーション夫妻の家があります。

数年にわたって改装され、作り上げられた理想の家。夫妻はこの家で7人の子どもを育てました。
一家の暮らしや家の様子は画集 『わたしの家』(1899年出版)にも描かれました。

現在カールラーション記念館(カール・ラーション・ゴーデン)として公開されているそうです。
公式サイト

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Dining room(Carl Larsson-gården 公式サイトより)

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Living room(Carl Larsson-gården 公式サイトより)

壁紙コレクションのご紹介

それでは「Huset i Solen(ヒューセット イ ソ―レン)」コレクションに収録の
デザインをご紹介していきます。

デザインネーム:Maskrosen
品番:S10137

S10137S10137

様式化された手描きのタンポポのデザインは、カーリン&カール ラーションファミリーのシンボル。
ナチュラル・シンプルなデザインでありながら、クールでスタイリッシュな雰囲気があり、空間に美しさを加えるデザイン。

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タンポポは、多くの人に見過ごされがちですが、カールは家族の闘志と頑固さの象徴として捉えていました。
ダーラナにある彼らの家、リッラ・ヒュットネースを訪問した際には
カールのスタジオの壁の一番上を見て、手描きのタンポポを見つけるのを忘れないように。

デザインネーム:Brita
品番:S10142

S10142S10142

リッラ・ヒュットネースの明るいリビングルームは、
青と白のカーペットとソファー用のカバーを備えた後期グスタフ様式でした。
ピンクの壁は、1800年代にイギリスの家庭で人気のあった緑のコーニスで囲まれていたそうです。
このストライプのデザインは、ファブリックと部屋の配色を参考にしています。

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デザインネーム:Kersti
品番:S10145

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この壁紙は、部屋に調和のとれた色合いを加えます。
これから何年にもわたって楽しめる、タイムレスでクラシックなデザイン。
娘のケルスティが庭にある大きな栗の木の下でポーズをとっている、カール・ラーションの油絵にインスパイアされています。
葉の間から美しく差し込む光を感じるようなやさしいデザインです。

デザインネーム:Signe
品番:S10157

S10157S10157

スノードロップとクロッカスが、アールヌーヴォーのスタイルで描かれています。
自然にインスパイアされたこのスタイルは、1900年代初頭に生まれ、カールの絵画でよく見られます。

デザインネーム:Till Karin
品番:S10167

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この繊細で装飾的なデザインは、スウェーデンの素敵な夏へ空間を広げ、
外にいるような開放感を与えてくれます。
インスピレーションを与える家、リッラ・ヒュットネースにあるカーリンの寝室の
ドアの上にある壁画をSandbergが解釈したデザイン。

元の絵は、1894年にカール・ラーションからカーリンへの美しい庭の花を表現した贈り物。
カールとカーリンは、直接壁に壁画を描くことが多かったそうです。

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デザインネーム:Lyckan
品番:S10153

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リッラ・ヒュットネースのドアの横には、4人の子供の肖像画があります。
中央には、カーリンが沢山の刺繍で描いていた小さなヒマワリがあります。
こちらのデザインはSandbergからカーリンへのオマージュです。

デザインネーム:Huset I Solen
品番:S10159

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1899年、カールはリッラ・ヒュットネースの家と生活をまとめたアルバムを出版しました。
「太陽の家(Huset i Solen)」と呼ばれるアルバムは、大きな成功をおさめ、
スウェーデンからの最初のマスコミ記事と言われています。
花が咲き誇るスウェーデンの夏が描かれ、 まさにスウェーデンの壁紙アートと呼ぶにふさわしいデザインです。

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デザインネーム:Till Carl
品番:S10155

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カーリンは、カールの命名日に「愛のバラ」と呼ばれるドアカーテンを彼に贈りました。
カールが旅行に出かけている間に、愛の込められたシンボルで満たされた美しい織物を作ったそうです。
彼女はそれを日光が通り抜けられるように薄く織り、
それぞれの寝室からアイコンタクトができるようにしました。

デザインネーム:Karins Bukett
品番:S10162

S10162S10162

花は、カーリンとカールの共通の趣味でした。
カーリンは花を育てることが好きで、花はカールに絵を描きたいという欲求を引き起こさせたそうです。
室内にはいつも季節の花がブーケにして飾られ、カーリンはカールの絵画に見られるすべての花をアレンジしていました。




いかがでしたでしょうか。
今回はSANDBERGの新作コレクション「Huset i Solen」と
インスピレーション元となったカール・ラーション/カーリン・ラーションについてご紹介しました。

私はカール・ラーションについては存じておりませんでしたが、
こちらのコレクションをきっかけに素敵な絵画に出会うことができました。
日常を描いた絵画からは、家族のぬくもりや住まいの居心地の良さが伝わってきます。

インテリアコーディネートや色の組み合わせ方もユニークで素敵な色彩とデザインにあふれています。
現在記念館となっている「リッラ・ヒュットネース」にも、いつか訪れてみたくなりました。

カールとカーリンのデザインデュオは、今日でもその芸術性・家・ライフスタイルで
全世界にインスピレーションを与え続けています。

みなさまも是非スウェーデンの美しい壁紙アートを楽しんでみてください。

最後に、今回ご紹介したコレクションを手掛けるSANDBERGを特集した記事をご紹介します。
是非あわせてご覧ください。

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SANDBERG社インタビュー【スウェーデンの豊かな暮らしとインテリアトレンド】

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生活に溶け込むナチュラルな北欧ブランド「SANDBERG」

最後までお読みいただきありがとうございました。

iku